イスラエル(イスラエル)とハマスの戦闘が続いています。
ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区にあるベツレヘムはイエス・キリストの生誕の地とされています。
戦争中なのでクリスマスイベントはことごとく中止になっているそうです。
戦争の終結を祈って、クリスマスのミサが催されているというニュースが流れています。
クリスマスなので、今日はクリスマスに関連したことを書きます。
ニュース記事では「クリスマスのミサ」と書かれていましたが、クリスマスという言葉自体が「キリストのミサ」という意味です。
マスの部分がミサという意味になります。
そのため、クリスマスのミサというと「キリストのミサのミサ」という意味になってしまいます。
日本語でいうと「電球の球」みたいな表現ということです。
キリストが誕生した時、ベツレヘムの丘の上には、星が輝いていたと伝えられています。
その星を目指して、東方から三人の博士が集まってきました。
クリスマスツリーの一番上の星は、その時の星を表しています。
このように西洋の文化は、宗教と切っても切れない関係にあります。
そのため、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、聖地がほぼ同じ場所にあるため、パレスチナ地方は地政学的にも紛争が生じやすい場所になってしまいます。
ただ、イスラム教は、本来、他宗教には寛容な宗教です。
歴史的にもイスラム帝国が支配した時期があったにも関わらず、キリスト教の古い教会が残っているのは、イスラム教徒によって破壊されずに済んだからと言われています。
イランの関与も伝えられる中、ハマスによりイスラエルが攻撃されたことは非常に残念です。
一刻も早い戦争の終結を祈るばかりです。