世間では、SNS利用時、絵文字が年寄り臭いだの、いろいろなことが言われています。
言葉遣いだけでなく、文字での表現方法にも性別や世代間でギャップがあることがわかります。
大阪大学と東京大学の研究者によるオンラインによるアンケートで、若い女性の約4割が、句点「。」で終わる文章に、威圧を感じることがあると回答しました。
よく句読点と表現されますが、「、」が読点で、「。」が句点です。
18歳から29歳の若い女性にとっては句点は、感嘆符「!」よりも、「威圧的」、「冷淡」、「怖い」のだそうです。
例えば「~しておいて!」は期待されているように思えるけれども、「~しておいて。」だと突き放されているように感じるのだそうです。
わからないではないのですが、私にとってはあまり違いがなように思えてしまいます。
むしろ「!」の方が強調されていて念を押されているような印象を持ちます。
おじさんだからでしょうか?
若い男性も約半数ほどは句点にネガティブな印象を持っているようです。
LINEでのやり取りなどで、句点がある文章だと威圧によるハラスメントを感じるというマルハラという言葉までできています。
書き言葉のメールを離れて、SNSという話し言葉に近いツールを使っているのに、SNSに書き言葉の形式を持ち込むなということなのかもしれません。
このブログの記事は、完全に書き言葉ですので、句点は文章ごとに書いています。
決して威圧の意図はありません。
通常記事のタイトルなどには句点を書きませんが、今回は書いてみました。
マルく収めてください。