静岡県の下田市で海水浴中に行方不明になっていた中国籍の女性が千葉県の房総沖で救助されました。

行方不明になっていたのは中国籍の21歳の女性で、7月8日19時半ごろ白浜大浜で友人と海水浴中に沖に流されました。

海上保安庁などが捜索にあたっていましたが発見されませんでした。

その約36時間後、7月10日7時50分ごろ約80キロメートル離れた千葉県南房総市の野島崎沖を航行中のタンカーから浮き輪を付けた女性が漂流していると第3管区保安部に通報がありました。

その後、乗組員2人が海に飛び込み女性を救助しました。

結局、女性は静岡県の下田で海に流され、36時間漂流し、約80キロメートル離れた千葉県南房総市の沖で救助されたことになります。

すでに海水温が上がっているので助かったのだと思います。

静岡の下田から千葉の南房総までは、途中伊豆大島の付近を通るのですが、そこでは発見されず、南房総市の沖でタンカーに発見されるというとてもラッキーな条件がそろいました。

それにしても、潮の流れだけで36時間で静岡沖から千葉沖まで行ってしまうんですね。

原因はわかっていませんが、おそらく海水浴中に離岸流で流されたのだと思います。

これから海水浴シーズンですので注意しましょう。

乗組員は海保に通報しているので、巡視艇やヘリの到着を待つという方法もあったと思いますが、おそらく女性は36時間漂流していたので衰弱していたのだと思います。

それで乗組員2人が海に飛び込んで救助したのではないでしょうか。

海の男やるなー。