夏です。
海水浴など水辺での事故に気をつけて遊ばなければなりません。
海水浴では離岸流に注意しなければならないことが周知されてきた感じがします。
水辺での事故の統計的な分析により、重大な事故につながりやすいマリンレジャーがシュノーケリングであることがわかりました。
海上保安庁によれば、2013年から2022年の間に海の事故に遭った人は全国で8329人います。
この内死亡したり、行方不明になった割合が最も高かったのはシュノーケリングで、シュノーケリングでの事故574人中300人が重大事故へとつながっています。
海の事故に遭った8329人のうち574人がシュノーケリングですから、それほど事故が起きる確率は高くありません。
しかし、シュノーケリングでの事故に遭った574人中300人が死亡や行方不明という重大事故につながっています。
つまりシュノーケリングでの事故が一旦起きると、命に関わる可能性が高いといえそうです。
これは、スキューバダイビングなどに比べて、道具も買いやすく、自分だけで始めやすいことにも原因がありそうです。
きちんとした指導者から教わらないままシュノーケリングを始めて、海水を飲んでパニックになることが多いのだそうです。
足ヒレなども、前に進む分には便利ですが、溺れかけるとかえって必要以上の抵抗になりかねません。
海だと波もあるので、シュノーケルの先から海水が入って来やすいことも忘れてはいけません。
シュノーケリングをする時は、浮き輪など掴まれるものを用意して、他の人と一緒に遊ぶ方が良いと思います。