アメリカ(U.S.A)の大統領選へ立候補しているドナルド・トランプ氏がイーロン・マスク氏のインタビューを受けました。

その中で日本の福島第一原発が話題に出ました。

トランプ氏は、「2000年は現地に戻ることができないと言われていた」と発言し、これに対してマスク氏は「福島ですら危険ではない。地元で生産された野菜も食べた」と反論しました。

エネルギー政策について、トランプ氏は原子力発電に懐疑的で、マスク氏は推進派だということがわかります。

マスク氏は更に、「水処理施設で利用してもらうため、太陽光発電システムを寄贈した」とも発言しました。

原発推進派のイーロン・マスク氏が寄贈してくれたのが、自然エネルギーである太陽光発電の設備というのも皮肉な感じがします。

福島第一原発のことは、日本国内だけの問題だと考えがちですが、国際的にも関心がもたれていて、日本以外からも、こうした支援がなされているのだと再認識しました。

最近、お米不足で、お店からお米が消えています。

たまにあるお米は福島県産が多いです。

原発事故への警戒感から売れ行きが思わしくないのだと思います。

買って食べてみましたが、おいしいお米でした。

個人的には福島の農家は信用していますが、原子力関係者は信用していません。

福島県の農家を含む犠牲者を、これ以上出さないためにも、現在ある原子力発電には懐疑的です。

推進派は、事故が起きなければ安全で、原子力発電で事故が起きる確率は低いということを言いたいのだと思いますが、結局運用するのは人間です。

基幹産業である自動車がきちんと作れなくなっている国で、原発の運用がきちんとできるとは思えません。