アメリカ(U.S.A)の大統領選挙が始まっています。
ドナルド・トランプ氏の支持者であるイーロン・マスク氏は、選挙の苦戦は予想される一部地域で、言論の自由と銃所持の権利を支持する署名活動に賛同した登録有権者の中から、毎日1人に100万ドルを配布すると発表しました。
署名者を紹介した人は、47ドルもらえることになっています。
100万ドルといえば、約1億5000万円近くのお金ですから、有権者に対する立派な利益誘導にも取れます。
実際に、それが真意だと思いますが、銃撃されたトランプ氏のような被害を受けないためには、銃の所持が必要だと主張したいのかもしれません。
アメリカでは、トランプ氏が銃撃されたので、そのようなことが起きないように、銃の所持を禁止しようとは、なかならないのです。
さらに、トランプ氏の重要な支持基盤である全米ライフル協会への支援ともなる行動です。
お金持ちであるイーロン・マスク氏は、お金の使いどころがうまいのだと思います。
ただ、選挙にかかわることなので、このようなマスク氏の行動に対して、ペンシルベニア州の検事は、違法な宝くじを運営しているとして、連邦選挙法に違反している疑いがあるという警告文書を送るとともに、活動の中止を求める訴訟を提起しました。
裁判の結果はおいおい出るとして、トランプ氏が選挙に勝ってしまえば、うやむやになっていくような気もします。
マスコミによる選挙の勝敗予想は、激戦で、どちらが勝ってもおかしくない状況です。
単に、友好国の大統領がだれになるかという問題だけでなく、どちらが大統領になっても、経済的に大きな影響が出てくるのではないかと思います。