年末に、火事についての注意喚起の記事を書いたので、関連記事を書きたいと思います。
カセットコンロについての話題です。
最近、カセットコンロが爆発するという事故が相次いでいます。
不適切な使用方法で使っていたことが原因である場合がほとんどです。
今年までの10年間で起きた事故が91件。
そのうち誤使用または不注意が33件です。
ご使用の例としては、カセットコンロを2台並べて使ったり、IH調理器の上でカセットコンロを使用したりしたケースがあります。
2台並べて使うと隣のコンロの熱が伝わってしまいます。
あと、やりがちなのは大きな鍋を使うというケースです。
コンロの大きさに対して、大きな鍋を使うと、鍋底でコンロが覆われ、ガスボンベの部分まで熱っせられることになってしまいます。
これが爆発につながるのです。
この他、炭の火起こしに使って事故が起きたケースもあります。
炭も、火が起きた後は熱源になりますから、逆にコンロに熱が伝わることになるので注意が必要です。
キャンプやバーベキューの際にやってしまいそうです。
単純な誤使用としては、カセットコンロのガスボンベがきちんと装着されていないケースがあります。
装着が不十分でガスが漏れたまま着火したことで爆発につながっているのです。
寒い季節は、家庭内でも、鍋などの時にカセットコンロを使用する人も多いと思います。
ボンベの装着状態をきちんと確認し、ガスボンベに熱が伝わらない状態かどうかを確認するだけで、相当の事故が減らせそうです。