アメリカ(U.S.A)の次期大統領に決まっているドナルド・トランプ氏から性被害を受けたと主張いていたジーン・キャロルさんが、トランプ氏を名誉棄損で訴えていた裁判で、連邦高等裁判所は連邦地方裁判所での評決を維持する判断をしました。
トランプ氏の控訴が棄却されたことになります。
連邦高等裁判所は、連邦地方裁判所が誤りを起こしたことが証明されていないという理由で、控訴を棄却したのです。
トランプ氏が次期大統領に決まり、停止していた裁判への影響が懸念されていましたが、今のところ司法制度が脅かされるような評決ないし判決は出ていないようです。
それよりも、性加害から選挙結果を覆そうとするなど、中には裁判が進行中のものもありますが、すでに有罪の評決が出ているものまで、トランプ氏は様々な犯罪を犯しています。
このような人を大統領に選んでしまっている、アメリカと2025年以降は付き合っていかなければなりません。
日本の石破総理とはまだ直接会談していませんが、有罪判決を受けている次期大統領に比べれば、誰が総理大臣だとしても日本の首相の方がましといえるかもしれません。
常識が通用しない相手に、どれだけ外交や経済問題で渡り合っていけるかはこれから次第といえそうです。
海外からは長く政権が続きそうにないと、少々軽視されている感がある石破政権ですが、現在の政党の力関係からすれば、だれがなっても政権運営は難しい状況といえます。
せめて経済が失速しないような政策を実施してもらいたいと思います。