宝島社の住みたい田舎ランキングで愛媛県の今治市が1位で4冠を達成しました。

1若者・単身者、2子育て世代3シニア世代、4総合の4部門で1位になったのです。

子供の育てやすさなどは自治体によって異なります。

東京23区に限っても、区によって、補助金や助成金の額が異なるので、どこに住むかによって、子育てのしやすさが異なるのです。

補助や助成が厚いというのであれば、子育て世代に受けが良いのはわかります。

今治のすごいところは、単身者からシニア世代まで住みたいと感じさせている点です。

愛媛県の県名は、国産み神話に出てくる愛比売(えひめ)に由来します。

神様の名前を持つのも伊達ではないようです。

四国に行った経験は少ないのですが、瀬戸内海に面した地域にはどこも良い印象を持っています。

瀬戸内海の凪の海に、陽が差すとほっこりします。

魚もおいしいですし、住むには良い所かもしれません。

子育て世代、シニア部門では4年連続の1位ですので、自治体のサポート体制が充実しているといえるのだと思います。

1年、2年の1位なら、イメージというのもあると思いますが、4年連続となると実感が伴っているのだと思います。

今治につながるしまなみ海道を渡った本州側の岡山県尾道市も良い所です。

映画監督の(故)大林宣彦さんの出身地であり、映画の舞台になった所ですが、本州の大都市とは異なる良さを持った所です。

今治市とは姉妹都市でもあります。

本州からしまなみ海道を四国側に渡ったところに今治があります。

住むだけでなく、国内旅行で行先に迷ったら、近隣の方以外は瀬戸内をお勧めします。

国内の大都市は、東京ほど高層ビルが多くない所が多いですが、それでも大都市の場合、大きな資本が入っているせいか、にかよった雰囲気があります。

瀬戸内や四国は、大都市と大部雰囲気が異なるので、国内の大都市とは違う所に来たということが実感できると思います。