奈良県にある法隆寺の西側に春日古墳という古墳があります。

藤ノ木古墳の近くです。

藤ノ木古墳からは様々な副葬品が出土しています。

春日古墳は、江戸時代に大工棟梁を務めた安田家の住宅の敷地中にあります。

安田家の住宅は法隆寺に西にある西里地区にあります。

斑鳩町が、この安田家の家屋や敷地を所有者から取得し公有化することを決めました。

奈良県立橿原考古学研究所が、宇宙線であるミュー粒子を使った調査を行い、春日古墳を調べたところ、古墳の中心部に空洞がある可能性が高いことが分かっています。

中心部に石室があるのではないかとみられています。

更に、未盗掘なのではないかと期待が高まっています。

もちろん敷地だけでなく、安田家住宅も江戸時代の庄屋様の屋敷ですから保存する価値はあります。

春日古墳は、聖徳太子が生き、法隆寺が建立されたころと時代がほぼ重なってくるため、発掘調査により、何か出てくれば、この時代のことが、更に分かるようになってくるかもしれません。

斑鳩は特別な場所なので、家屋や敷地を取得するのに多少お金がかかっても、公有化しておくべきかもしれません。

家屋と敷地の取得費用は3600万円ほどが見込まれています。

個人的には、これだけでは済まず、何か出てきた場合は、大勢の人が見学などに来る可能性があるため、受け入れ態勢を整えるための費用もかかるのではないかと思います。

ただ、それだけの価値のあることだと思いますので、発掘調査は慎重に進めてもらいたいと思います。