アメリカ(U.S.A)がイエメンの反政府武装組織(親イラン武装組織)フーシ派を攻撃するために、イエメンの首都サヌア(サナア)を空爆しました。
約130人が死傷したと伝えられています。
フーシ派により、紅海周辺での外国船の拿捕や攻撃が繰り返されていることへの対抗措置です。
これに対して、フーシ派が、アメリカ軍の空母へのミサイルとドローンでの攻撃を行ったようです。
詳しい被害状況は、まだ分かっていません。
フーシ派は、ハマスへの連帯を示す武装組織ですので、イスラエルやアメリカとも対立しています。
日本でも日本郵船の運航していた、ギャラクシー・リーダーという船が、紅海上でフーシ派により拿捕されていました。
このような行為を止めさせるために、アメリカは攻撃を行ったわけですが、理由はそれだけではないと思います。
イスラエルと敵対するハマスとの連帯を示しているのがフーシ派です。
トランプ大統領は、かなりイスラエル寄りの人です。
フーシ派は、イスラエルと敵対しているうえに、アメリカの船舶への攻撃も行ったことや海外商船が迂回ルートをとっていることなども、空爆という極端な手段をとった理由ではないかと思います。
湾岸戦争後、アメリカの紅海での存在感が低下し、代わりに中国(中華人民共和国)の存在感が増していましたが、航海ルート確保のために再びアメリカが乗り出したようです。
注意しなければならないのは、イエメン人全てが、フーシ派なわけではありません。
日本にいるイエメン人は、日本人の考え方もある程度理解していると思いますし、日本には、2年程前で、約140人程しかいなかったので、日本国内では、それほど気にする必要はないと思います。
問題は旅行で海外に行く場合です。
中東では利害関係が複雑に絡み合っているため、イエメン人でなくても、アメリカを匂わす格好をしていると攻撃される可能性があります。
ファッションでも、アジア系アメリカ人と勘違いされるような格好は避けた方がよいでしょう。
私は以前、「U.S.NAVY」と書かれたTシャツを持っていました。
中東でなくても、海外では、あえてそういうものは着ない方が良いということです。