ゲーム機が流行りだした頃は、勉強しないでゲームばかりするのはよくないと、いわれていました。

現在は、ゲームなども種類によっては認知症予防に効果があることが報告されています。

ところが、最近スマートフォンを長時間使用し、大量に情報を摂取し続けると、認知症に近い症状が出ることが報告されています。

「スマホ認知症」などと呼ばれているようです。

これは、大量の情報を摂取し続けることで、脳の情報整理が追い付かず、必要な情報が取り出せなくなることが原因のようです。

物忘れといった症状が出ることもあります。

時間を浪費しないように、効率よく情報に接しようとすると、短時間で大量の情報に接することになるため、かえって脳が上手く情報処理できなくなるのです。

散らかった部屋では作業効率が落ちるように、脳の中に情報が散乱してしまい、上手く機能しなくなるのです。

中にはコミュニケーションが上手く取れなくなる人もいるようです。

対策としては、一定のリズムで同じ動作を繰り返すことや、知らない道を歩くことなどが予防の効果があるそうです。

共通点を探ってみると、現実世界からの刺激ということでしょうか。

スマートフォンで、スマホ認知症の対策を検索したり、リズム系のゲームをしようとしたり、スマホの地図を見ながら散歩しようと思った方は要注意です。

スマホを置いて、家事や散歩で生活を整えながら感覚を取り戻すことが効果的です。

家事の中でリズムを意識した動きや刺激を受けながら日常生活を送ることで、頭の健康も保たれそうです。

家事を時短できる電化製品やグッズが、たくさん発売されていますが、普段の運動に、むしろ家事をうまく取り入れた方が、ダイエットや認知症予防にもなるということになります。