最近、日本人なのにアメリカ(U.S.A)のトランプ大統領がらみの記事を書いていることが多い気がしますが、それだけ日本とアメリカの関係が密であるにもかかわらず、とんでもない政策を平気で実行に移すので仕方ありません。

今日も今日で、またトランプ大統領がらみの記事になってしまいました。

今度は、外国で製作されたすべての映画に、100パーセントの関税を課すと言い出したのです。

トランプ大統領は、ハリウッドが打撃を受けていて、他国はアメリカで映画を作る気がないのに、我々の映画を盗んでいるので関税をかけるべきだと述べています。

ハリウッド映画が、外国映画への影響力が強く、様々な手法を外国映画が取り込んでいることは事実だと思います。

海外の映画製作会社が、アメリカであまり映画を作らないというのも事実だと思います。

アメリカでロケをしなければならない設定というのがかなり限られますし、製作費もかかるので当然といえば当然です。

しかし、だから関税をかけるというのが全く理解できません。

映画の内容に着目していないので、検閲には当たらないようにも思えますが、アメリカ政府がやることですので、検閲といわれても仕方ない気がします。

ハリウッド映画の中には多分に国威発揚的な映画があるので、その意味では効果があるかもしれませんが、こんなことをしても、サブスクリプションサービスなどで映画を見る人が増えるだけで、アメリカ国民が映画を楽しむ機会を奪われるだけだと思います。

アメリカ国民が映画館に足を運ばなくなれば、これをきっかけに、ハリウッドはますます低迷してしまう気がします。