北海道大学大学院水産科学研究院の研究チームが、イワナのあくびを研究しているそうです。
イワナは泳ぎ出す前に、あくびのように口を開けるのだそうです。
どうして、そのような行動をとるのかを研究しているのです。
イワナの生息地域によって、あまり差はなく、泳いだ後よりも、泳ぎだす前の方が、あくびの時間が少し長いようです。
あくびという行動は、哺乳類に偏っている可能性があり、魚のあくびには別の理由があり、それを解明することで、生物があくびをする理由の解明につながるのではないかと研究を進めているとのことです。
ここからは、あくまで私という素人の仮説です。
専門の研究者の研究をよく知らないまま記事を書くのは恐縮ですが、素人考えでは、あくびは、酸素を体に取り込むために行うといわれています。
魚は、エラ呼吸ですので、口から酸素を取り込む必要はないのですが、水中で留まっていると、酸素不足になるということは、ありうるのではないかと思います。
そのため、口であくびをして、口からも水中の酸素を取り込み、酸素不足なので、泳いでエラからより酸素を多く取り込もうといしているのではないかというのが、私の仮説です。
身も蓋もない素人仮説で申し訳ないのですが、哺乳類と同じように、酸欠で酸素を取り込もうとしている説を検証してほしいものです。
そう考えると、陸上の哺乳類も、水中から誕生したといわれているので、もしかすると、我々のあくびも、水中生活していたころのなごりなのかもしれません。