国内線、国際線を問わず、航空機内でモバイルバッテリーの発火事故が起こっていることから、航空会社23社が、機内でのモバイルバッテリーの取り扱い方法を変更します。
航空機内でもモバイルデバイスを使用する人は多いと思います。
そのため、モバイルバッテリーを機内に持ち込む人も多いはずです。
モバイルバッテリーを機内に持ち込む人は、座席の上の棚にしまわないようにしなければなりません。
座席上の棚に、モバイルバッテリーを収納することが禁止されるのです。
モバイルバッテリーを機内に持ち込む場合は、手元で確認できる状態での使用や保管をすることが必要になります。
モバイルバッテリーに限らず、乗客は機内に危険物を持ち込んでいないという意識があることから、CAさんのいうことをあまり聞かない傾向があるように思います。
私も以前、航空機内に持ち込む荷物について、気圧の変化で、内容物が浮き出したり、容器が破裂しないよう注意を呼び掛けている場面に出くわしたことがあります。
国内線ではペットボトルの持ち込み自体は可能です。
しかし、以前ある乗客が、ペットボトルをカバンにしまい、そのかばんを座席の上の棚に収納していて、機体の高度が上がったときに、中身が噴き出してこぼれるということがありました。
CAさんが、カバンを下ろし、誰のカバンかを聞いて回っているのに、持ち主が名乗り出ないのです。
はじめ、トラブルになって、極まりが悪いから名乗り出ないのかと思っていましたが、単に、CAさんの話をあまり聞いておらず、自分の物のわけがないと思っていたようで、数分機内をうろうろしながら呼びかけ続け、やっと持ち主が分かったということがあります。
特殊な空間ですから、もう少し、緊張感を持って臨みたいものです。