アメリカ(U.S.A)のトランプ大統領が、ロシア(ロシア連邦)とウクライナの戦争について、停戦交渉が進まないことに、苛立ちを見せているようです。

アメリカからウクライナへの武器供与が一時停止されていました。

停戦交渉が進まないことに対するウクライナへの圧力的な意味合いもあるとは思いますが、実際のところは、ウクライナへ武器を供与しすぎて、国内、つまりアメリカ自身の国防にも影響が出てきているのです。

確かに、自国の防衛に不安が出る状態で、他国へ武器を供与するわけにもいかないと思います。

現在はウクライナへの武器の供与は再開されています。

関税をかけまくって、国内でコストを抑えて武器を製造できるのかという問題も抱えています。

ロシアのプーチン大統領との協議でも、プーチン大統領が強気の姿勢を崩さず、停戦に応じないことから、トランプ大統領は苛立ちを見せています。

そこへ来て、イスラエル(イスラエル国)とイラン(イラン・イスラム共和国)との紛争で、イランの核関連施設を攻撃はしましたが、完全破壊には至らなかったようで、イランの核開発の危険は残ったままとなっているようです。

更に、この攻撃は、トランプ大統領なりの強引な停戦手段だった可能性もありますが、攻撃してしまった以上、イスラム勢力には敵対行為でしかありません。

そのためか、一旦収まっていた親イラン武装勢力フーシ派による紅海を航行する商船への攻撃が再開され、死者が出るに至っています。

紅海上の商船への攻撃は、物のコストアップの原因になります。

思うようにいかない国際紛争に加え、日本をはじめとする関税交渉も難航しています。

敵を作り過ぎているのかもしれません。