赤沢経済再生担当大臣が、8度目の訪米をしています。

関税交渉で進展があったようです。

自動車分野では関税が25パーセントとされていましたが、15パーセントで合意したようです。

後々、数字以外に日本に不利な条件が明るみに出てくるかもしれませんが、相手を考えると、上手くいった方だと評価して良いのではないかと思います。

官僚をメンバーとする日本側の交渉チームの力も大きいですが、赤沢大臣の尽力も評価すべきなのだと思います。

地道に交渉を重ね、15パーセントまで引き下げられれば、自動車業界も足を向けて寝られないのではないでしょうか。

短期間に、8回訪米していることを考えると、健康に被害はないといわれているものの、国際線ですので宇宙線の被爆量もわずかながら上がります。

国益のために、文字どおり身を削るように、関税交渉にあたっていたわけですから、素直に感謝したいと思います。

本来であれば、このような成果を掲げて、参議院議員選挙に突入したいところでしたが、少しタイミングが遅かったようです。

それでも、交渉が続けられ、関税が引き下げられたということは、石破総理が、日本のリーダーとして、アメリカ(U.S.A)に、まだ認知されているといってよいのではないかと思います。

あるいは、アメリカは、新たな総裁に買い注文を出すより、これまでの成果が掲げられるように石破政権の利益確定売りを図ったのかもしれません。