富士北麓ワールドトライアルという陸上競技が開かれていました。

男子100メートルの予選で、桐生祥秀さんが9秒99という記録を出しました。

自身、2度目の10秒を切る記録です。

ただ、前回から8年たっているということなので、そんなに前のことだったかと驚いてしまいます。

それと同時に、1度10秒を切っても、簡単には出ないタイムなのだということもわかります。

若い頃の記録だと、そこからもっと良いタイムが出るのではないかと素人なりに期待してしまいますが、現実にはそこがピークで衰えても不思議ではありません。

8年前から諦めず、100分の1秒でもタイムを縮めようとトレーニングを積んできたのだと思うので、こういうレベルまで来ると、タイムを向上させるのに、どんなトレーニングをするのだろうと気になります。

それだけでなく、短距離の場合、走る歩幅などは、人によってある程度決まってくるそうです。

つまり、特殊なトレーニングなどをしなければ、だいたい子供のころの歩幅に近い走り方になるということです。

身長が高くなることにより歩幅や歩数は若干変わってきますが、だいたい同じような走り方になるということです。

これは、大人になって走るのが早い人は、子供の頃も走るのが早かったとだろうと推測できることを意味します。

桐生選手も当然子供の頃から足が速かったようですが、小中学校の頃は桐生選手よりも早い子がいたということに驚きます。

それでも、足が速かったことには違いなく、あだ名は「ジェット桐生」だったそうです。