オーストラリア(オーストラリア連邦)が、日本のもがみ型護衛艦を採用することが決まったようです。

ドイツ(ドイツ連邦共和国)の候補と競っていましたが、日本のものが採用されました。

オーストラリアの現役の護衛艦よりも、搭乗人員が少ないのですが、オーストラリア海軍も人手不足のようで、かえって都合がよかったのかもしれません。

日本で採用されている装備品なら、輸出品としてビジネスの対象にもなりそうですが、日本には武器輸出三原則というものがあるので、無制限に海外輸出するわけにはいきません。

それでも、オーストラリアは紛争当事国でないことや、同じ西側諸国なので、日本から輸出されることになりそうです。

この他、オーストラリアは、核兵器の非保有国で、非拡散にも積極的なため、これまで国内で原子力潜水艦の保有も認められていませんでした。

そのため、日本のそうりゅう型潜水艦も採用候補になっていましたが、オーストラリアでは現在、アメリカ(U.S.A)との安全保障協定(AUKUS)に基づき、アメリカ、イギリス(U.K)と三つ巴の関係で、原子力潜水艦の配備計画が進んでいます。

オーストラリアに原子力潜水艦が配備された場合には、台湾問題とは別に中国(中華人民共和国)との緊張関係が高まってくるのではないかと思います。

インドとパキスタン(パキスタン・イスラム共和国)の紛争の際には、インド軍のフランス製戦闘機ラファールが、パキスタン軍の中国製戦闘機懺10に撃墜されるという事態になっています。

中国は独自のステルス戦闘機も開発したようですので、オセアニアを含め、極東を巡る軍事競争が激しさを増すことになりそうです。