「スマホを落としただけなのに」という映画がありましたが、スマートフォンを紛失した男性の電子マネーが勝手に使われるという被害があり、犯人が捕まりました。

スマホにチャージされていれば端末にかざすだけであったり、コード決済するだけですので電子マネーが使われてしまうという想像はつきます。

今回はPayPayがチャージされて使われたようです。

クレジットカードと紐付けてあったりしますので、チャージ自体は簡単にできてしまうことがあります。

そのためチャージしていた額だけでなく、新たにチャージされて使われてしまったのです。

なぜ捕まったかというと、スマホを拾った犯人はそのスマホで写真を撮っていました。

元の持ち主は撮った写真が自動的にクラウド上に保存されるように設定していたので、犯人が撮った写真がクラウド上に保存されていったわけです。

それで御用となりました。

最終的にはGPSなどにより居場所を特定できたりしますので、時間の問題だったとは思いますが、スマートフォンを失くしたから被害にあったと言えますし、スマートフォンだから簡単に捕まったとも言えます。

スマートフォンを落として気づかないということはあまりなさそうな気がしますが、場合によっては起こりえます。

落としたとしても通常、画面にロックがかかったりしますので、なぜ今回犯人がスマートフォンを操作できたのかはわかりません。

画面にロックがかかっていなかったのかもしれません。

スマホを紛失した男性は、通信会社に連絡し、通信できないようにしていたようですが、犯人は公衆無線LAN（Wi-Fi）を使いスマホを使用していました。

スマートフォンには遠隔操作で使用自体をロックする機能が付いていたりしますので、もしもの時のために、機能設定などをしておいた方がよいかもしれません。