特殊詐欺の受け子が逮捕されました。

受け子とは特殊詐欺などでお金の受け渡しになる役の人間をいいます。

驚いたのは逮捕されたのが14歳の中学生ということです。

お小遣い欲しさにSNSで知り合った人間のいうことを聞いてしまったようです。

それだけでなく逮捕のきっかけがAI技術というのも新しい点です。

電話にAI技術を使ったアダプタが装着されていて、会話内容から特殊詐欺の危険を知らせるというものです。

AIの技術もここまで進んだかと思わされますが、実はこのような技術は既に開発されています。

アメリカ(U.S.A)の軍や諜報機関では、テロ対策などに利用されています。

Siriなどはそのような技術を応用して人間の会話を聞き取り反応を返すようになっているのです。

ですからやっとできたというより既にあるものが形を変え普及し始めた感じです。

今回は品川区の補助で高齢女性の家に設置されていました。

自治体によってはこのような機器が補助金により設置できるところもあるようですので調べてみてはどうでしょうか。

AIの技術も電話の会話から特殊詐欺を防ぐだけでなく、少年がSNS上で特殊詐欺に利用されそうだというところまで探知できるようになれば、更に犯罪を未然に防げるようになると思います。

ただし犯罪の恐れの段階で警察が動くのは、捜査件数が増えすぎてしまうため難しいかもしれません。