江戸時代が終わり、海外と本格的な外交をすることになった日本ですが、衝突する機会も増えてしまいました。
日清戦争、日露戦争と勝利しましたが、大きな原動力は海軍力にあったと言って良いと思います。
それが、先の大戦では、軍艦では対処しきれない、戦闘機による空が主戦場になったため、それまでとは同じように戦うことが難しくなってしまいました。
今回のロシアによるウクライナ侵略で、大きく変わったのはドローンの登場です。
民間用のドローンでさえ、戦争に役立つを事を示してしまいました。
小型でも、カメラを装着すれば情報収集に役立ちます。
少し力があれば、爆弾を装着することもできます。
戦車は乗り降りのために、上部の装甲が薄いため、ドローンで爆弾を上から投下すれば、効果覿面です。
通常、相手にダメージを与えるほどの兵力を配置するには、相手からも居場所がわかるぐらいの広さの場所が必要になります。
ところが、ドローンやアメリカ(U.S.A)の提供するスティンガーなどは、兵隊が1人でも操作できます。
物陰さえあればゲリラ戦が可能になってしまうのです。
このように今回の戦争では、大量殺戮兵器が用いられなければ、白兵戦、それもあまり訓練されていない兵士でも戦闘可能なことが証明されました。
これまでと戦力の概念自体が変わってきます。
しかし、これらの武器の増強は、どの国も行うことになりそうなので、おそらくそれを妨害する兵器というものがこれから登場してくることになるのだと思います。
電磁波などの利用です。
核兵器などの最終兵器が存在しても、開発競争は留まるところを知りません。