北朝鮮によるミサイルの発射が相次いでいます。
日本への落下の危険もありますが、心配なことがもう1つあります。
ロケットの性能が非常に良いことです。
以前は、うまく打ち上げられていないのではないかと思えるものもありましたが、最近は殆ど成功しているように見えます。
アメリカ(U.S.A)にも届きそうなロフテッド軌道で打ち上げたり、水平に近い軌道で島を縫うように飛ばすこともできるという情報もあります。
反対に日本のロケットの打ち上げはうまくいかないこともあります。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)がロケットの打ち上げを行いました。
イプシロン6号機というロケットです。
しかし打ち上げは失敗に終わってしまいました。
原因は姿勢制御装置の不具合と発表されています。
日本のロケットはもちろん軍事兵器の開発のためではないのですが、うまく打ち上げようとしたロケットがうまく打ち上げられていないのです。
かつては、北朝鮮よりも日本の方が技術的に遅れていると思う日本人は少なかったのではないかと思います。
そのうちロケット以外にも日本が遅れを取る分野が出てくるのではないかという懸念が出てきてしまいます。
日本の経済の状態が良くないと言っても、現在は北朝鮮よりも日本の経済状態の方が良いと言って良いと思います。
しかし民主主義国と独裁主義国を比べた場合、必ずしも民主主義国家が経済的に成功しているわけではないという事が言われています。
これに加え技術力も民主主義国家の方が優れているわけではないということになると、民主主義国家という体制自体への不安が出てきます。
ただその前に、その国が本当に民主主義国家なのかどうかという問題もありますが。