感染症が広がっています。
空気が乾燥し、ウィルスが感染しやすい条件がそろってしまっているのかもしれません。
新型コロナウィルスの感染者も昨年末から増加傾向にあります。
東京だけにに限っても、新型コロナウィルスの1日の感染者数は、昨年末の900人前後からお正月の年始にかけて1800人前後へと約倍近くに増えています。
東京よりも感染者が少ない地域も多いですが、国全体で見ればまだまだ、終息といえる状態からは程遠いです。
それを上回る勢いで増えているのが、インフルエンザの感染者数です。
感染が広がっています。
例年、年末から年始にかけてインフルエンザのA型が流行し、A型が終息し始めるころに、B型が流行し始めるというのが相場です。
しかし、今年はすでにB型の感染者数も増えています。
一度、片方に罹っても、その後もう一方に感染する人も出てきます。
新型コロナウィルスによる行動制限がなくなっていることも原因の1つかもしれません。
新型コロナウィルスへの警戒感が薄れてしまっていることも、インフルエンザの感染の確率を高めてしまっているように思えます。
すでにあった薬不足の状況に加え、インフルエンザの治療薬も不足気味です。
インフルエンザの治療薬であるタミフルの供給調整を中外製薬が発表してました。
塩野義製薬は、経口タイプの治療薬ゾフルーザの供給調整を発表しています。
東和薬品は供給調整が必要か調査中のようです。
検査キットも不足しています。
しかし、慌てて買い占めなどしないようにしなければなりません。
余計に混乱するだけです。
ただ、米不足の時に、冷静に対応すれば、混乱が避けられることを皆さんすでに経験済みだと思いますので、今回の薬不足にも冷静に対応しましょう。
それに加え、新型コロナウィルス流行のピーク時のように、マスクを着用し、手洗いうがいを徹底するだけでも、感染はかなり減らせると思います。