アメリカ(U.S.A)で、トランプ政権が誕生し、アメリカファーストの政策を連発しています。
延期はされましたが、カナダやメキシコ(メキシコ合衆国)に関税をかけると言い出しました。
メキシコについては、メキシコ湾をアメリカ湾と言い換え始めています。
WHO(世界保健機関)については、新型コロナウィルスに対する方針の違いやアメリカの負担金の多さから脱退を表明しています。
国際連合の人権委員会からも脱退すると言い出しました。
国連の人権委員会が、イスラエル(イスラエル国)によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃について戦争犯罪の疑いを指摘し、イスラエルへの武器売却停止の決議などを行ったからです。
これまでの国連の中心的な存在であったはずのアメリカですが、日本の広島での平和式典に、イスラエルの大使が招待されたことに抗議して、出席を辞退する国が続出したのとは逆行する行動です。
国際連合のパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)にも今後資金を出さないと発表しました。
トランプ大統領は、アメリカは、反ユダヤ主義の国連人権理事会から脱退し、イスラム組織ハマスに資金を送り込んでいる非人道組織UNRWAへの支援もすべて止めたと述べています。
国連が反ユダヤ組織であるわけではないと思います。
パレスチナ難民も、全員ハマスであるわけではないですし、トランプ大統領のイスラエル贔屓が、また混乱を招きそうです。
ガザ地区を復興、開発し、アメリカが所有すると言い出しています。
おそらくパレスチナ以外のイスラム圏もドン引きしていると思います。
関税については日本も例外ではないでしょう。
日本以外の国に限って考えてみても、外国だから関係ないということではなく、ほとんどの国が日本とは貿易関係にあるので、相手国の経済が低迷するということは、最終的に日本の貿易もうまくいかなくなる可能性が高いことを意味します。
アメリカ人が、誰を大統領に選ぶかは自由ですが、とんでもない人を選んでくれたものです。
TrumpがTyrantで(T T)です。