道路が突如陥没し、トラックが転落した埼玉県八潮市で陥没事故があったことはまだ記憶に新しいと思います。
トラックのドライバーさんの救助が難航していますが、問題はそれだけではありません。
一時は救助活動のため、下水の使用制限が要請されたりしていたようです。
事故現場には運転席が見当たらないようで、スロープを作っての救助は取りやめになりました。
救助活動のため重機などが使用されていましたが、騒音なども大きかったようです。
事故現場での救助活動が仕切り直しになったため、少しは落ち着いたかと思いましたが、そうでもないようです。
今度は事故の復旧のための工事が進められているのです。
周辺住民からは八潮市に苦情が寄せられています。
昼夜を問わず作業が進められているため、工事の騒音や振動があるのだそうです。
それだけではなく、下水の臭いなどもするようです。
問題なのは、八潮市だけで起きる可能性がある事故ではないということです。
同じような地下構造の自治体もあると思いますし、八潮市については、水回りの配管が複数錯綜していたため、被害が拡大したという事情があります。
これが、場所によっては電気やガスの配管などでも被害が拡大する可能性があるということになります。
地震などの災害時に、全国でこのような事故が起きる可能性があるとすれば、できる限り被害が拡大しないような構造に造り変えていかなければなりません。
一部、地下インフラの損傷状態を、衛星から確認できるようになってきていますが、そのような技術を用い、早急に対策していくべき問題だと思います。