昨日7月30日に、ロシア(ロシア連邦)のカムチャッカ半島付近で大きな地震がありました。
各地に津波警報が発令されました。このブログでも7月8日に「津波フラッグ」という記事で、津波が押し寄せる危険がある場合に掲げられる津波フラッグについて書きました。
海水浴に出かけていた方などのお役に立てていれば幸いです。
勿論、地震があることがわかっていたわけではありません。
場所はかなり離れていますが、大阪で開催されている大阪・関西万博の会場でも津波警報が伝えられました。
ただ、その時間が、津波の到達予想時刻が、30日の午後0時だったのに対し、場内のアナウンスが午後0時7分だったのです。
つまり、津波の到達予想時刻よりも遅く場内アナウンスが流れたことになります。
これについて、日本博覧会協会は、伝える内容に慎重を期したため遅れたと述べています。
改善の余地があり申し訳ないと謝罪しています。
人工島であり地盤がかさ上げされているようですが、津波の場合距離が離れれば小さくなるとは限りませんので、津波の高さにかかわらず、到達予想時刻よりは早く伝えるべきなのだと思います。
パニックになったりするのは危険ですが、時間的余裕がないということもパニックの一因になりうると思います。
この日以降の改善や、他のイベントでの改善に期待したいと思います。
他方、良いニュースもあって、大阪府の吉村知事が、8月中にも大阪・関西万博が黒字になる見込みであることを発表しました。
損失が出た場合に、どこが補填するかが議論されていましたので、一安心といったところだと思います。
あとは、会場での食事など、内容のわりに値段が高いということが話題になっているので、物価高ではあるのですが、少しでも値下げや内容の改善につながるとよいと思います。