石破首相の戦後80年談話が、ひとまずは出せなくなったようです。

同じようなしがらみで、他の政策もろくに自らの意思では実行できないで来たということだと思います。

政治家として力がないといえば、それまでなのかもしれませんが、あの時期に首相となって、様々な方面に配慮しつつ、政策を実行に移せる人など、ほぼいないと考えてよいのではないでしょうか。

就任時に選挙での負けは、ほぼ決まっていたようなものです。

政策を実行しようにも協力はしないは、批判はするはで、選挙で負けたら、責任を取れと、原因を作った裏金議員が言うわけです。

おまけに、安倍元首相が出した、70年談話を上書きさせまいと、石破首相に80年談話は出させないのです。

仮に、総裁選が前倒しされて総裁が変わったとしても、こんな非民主的な政党が、政権を担当していけるのでしょうか。

もし、石破首相を変えるなら、本当に積極財政派の首相に一度政権を担当させればよいと思います。

私は、MMT(現代貨幣理論)には懐疑的ですが、インフレに配慮しながらの積極財政には、興味があります。

実際に、インフレでどうにもならなくならないか見てみたいと思っています。

積極財政派の総裁を選ぶぐらいの覚悟がないまま、過半数割れの議席の国会で、政権運営ができるとは思えません。

積極財政で、減税したうえで、国債を発行し、政策をどんどん実現していく総裁がいるなら、選んでもらって構わないと思います。