昨日書いたように、高市早苗氏が、自由民主党の総裁となりました。

何もなければ、そのまま内閣総理大臣に選ばれると思います。

すぐに待っているのが、日本の新総理とアメリカ(U.S.A)トランプ大統領との会談です。

外務大臣を務めていた岸田元首相や防衛問題に明るいといわれた石破首相も、防衛問題の一環としては外交にもかかわっていたといえることを考えると、高市氏は、外交には不安があるようにも思えます。

実際、総裁選にあたり、ひろゆき氏の番組で、英語で答えてくださいという質問に、小泉進次郎氏とともに日本語で答えています。

ただ、英語についての不安なら、あまり問題ないのではないかと思います。

外交では、変に自分で直接交渉しようとするよりも、通訳を介して、考える余地を設けたり、上手く伝わっていないと言い訳する余地を残しておいた方が都合が良い場合もあるからです。

それに加え、海外経験が全くないわけではありません。

松下政経塾時代に、アメリカに渡り、下院議員の事務所で、議員立法の調査をしていた経験などもあります。

更に、今回高市氏の総裁就任を決定づけた、麻生太郎元首相は、アメリカ大統領選の際に、今回トランプ氏の大統領再選が無理だろうといわれていた時に、万が一トランプ氏が大統領になった時に備えて、つまり「もしトラ」に備えて日本側からアメリカへ顔つなぎに出向いた人物でもあります。

それに加え、トランプ大統領と安倍元首相が仲が良かったことは有名ですが、高市早苗氏は、安倍元首相の推しの議員でもあります。

トランプ大統領からすると、女性だとして舐めるというより、「シンゾー」の流れをくむ者として、安心して付き合えると考える可能性もあるのです。

まずは、トランプ大統領との会談で、永田町で長くおじさんを相手に奮闘してきた高市氏のお手並み拝見といきたいところです。