小学校教員資格認定試験の二次試験が10月12日、10月13日に予定されていました。

2次試験は台風19号の影響で中止になりました。

教職員支援機構は10月11日に2次試験を前に受験予定者を全員合格扱いとすると発表したためちょっと騒ぎになっています。

教員資格は大学などで教職課程を終了することによって取得できます。

教職課程を終了していない社会人などの場合は教員資格認定試験に合格することでも教員資格を取得することができるのです。

SNSなどではなぜ延期ではなく合格なのかという意見もあります。

教員の質が落ちるのではという意見もありますが2次試験を合格扱いにするという取り扱いであって教員資格認定試験の最終合格を認めるものではありません。

2次試験に合格しても3次試験があります。

教員資格認定試験に最終合格し二種免許状を手にしても教員になるためには自治体の教員採用試験にも合格しなくてはなりません。

だから2次を合格にしても問題ないというわけではありませんし質も低下しないということでありませんが少なくとも即教員になれるということではありません。

このような批判もあったためか教職員支援機構は10月15日に2次試験に代わる別の方法で教科及び教職に関する専門性等を評価すると発表しましたがその方法は検討中のようです。

普通に仕事をしようと思っても病気になってしまったり残業が多い仕事だという話も聞こえてきます。

災害に負けず志ある先生の誕生に期待したいと思います。