三菱電機がサイバー攻撃を受けていたようです。

NECも同様の被害にあったようです。

犯人は中国政府系のハッカー集団ではないかと言われています。

何が目的かはよくわかりません。

大手企業は自衛隊などの装備品を扱っていたりするので、防衛関連の情報を盗もうとしていた可能性もあります。

ただこのところ産業に関するスパイ活動も活発だといわれています。

諜報活動といえばアメリカ(U.S.A)やロシアが有名です。

中国について以前は違法な諜報活動を露骨にするという評判はあまり聞きませんでした。

むしろ合法的に出されている情報を収集し分析することで欲しい情報にたどり着くというような活動をしていたという話を聞いたことがあります。

最近ではこのような状況も変わったようで中国軍の中にサイバー攻撃専門の部隊があるという情報もあります。

軍とは別に政府系のハッカー集団も存在するようです。

厄介なのはこのような政府系の組織に加え民間人にも協力者がいるようなのです。

恐らく三菱電機へのサイバー攻撃について中国政府の関与が疑われているのは個人レベルでできるような攻撃ではなかったのではないかと思います。

手間や時間のかけ方が仕事でやっているレベルなのだと思います。

中国の関連会社からウィルスにより攻撃され日本の関連企業にも侵入していくという手口です。

まるで昔の城攻めのように様々に戦略を練ってサイバー空間では国盗り合戦が行われています。

戦(いくさ)下手ならまだ良い方で、殿様が攻撃されていることに気づかない国に住んでいるとしたら戦闘機があっても役に立たないかもしれません。

特定の国の関与が疑われてそのとおりのこともあるし、手口がわかっているだけに他国の攻撃に見せかけて攻撃するということもサイバー空間ではありうることになります。

ただ、この件については中国政府の関与がある可能性が高いように思います。