最近オリンピックに関する記事を書きました。
開催できるかどうか微妙だというような内容です。
それでも今のところ中止の決定はなされていないので開催の方向で事は進んでいます。
ワクチンの利用が可能になってもコロナ対策が必要なことに変わりないので、オリンピックで来日する外国人向けの健康管理アプリを日本人観客にも義務付けるという話まで出ています。
会場へ行く2週間前からアプリで体温などの健康管理を行い安全が確認できなければ入場を認めないというものです。
スマートフォンを利用している人は多いですが、観戦に行く人すべてが持っているとは限りません。
それでも義務付けまで検討されているということは借りてでも利用しろということなのかもしれません。
もう1つオリンピック開催に向けて出ている話が五輪ビザです。
オリンピック目的で入国する人のために観戦チケットを有する人に五輪ビザの取得を義務付けることが検討されています。
主に上に書いたようなコロナ対策としての健康管理が目的ですので、通常のビザ免除国の人々に対しても五輪ビザの取得が義務付けられることになりそうです。
まだ実際に開催できるかどうか微妙な状態ですが、開催するとすれば少なくともこのような条件をクリアしないと観戦できないことになりそうです。
オリンピックを開催するには医療関係者が1万人ぐらい必要ではないかという具体的な数字も出てきているため、場合によってはそれぞれの国から医療チームを引き連れてきて日本の医療施設を使って医療行為を行うことを認めないと受け入れ体制もと調わないということになるかもしれません。
仮に医療チーム同行なら問題ないのかと言われると、医療崩壊が言われているのは日本だけではありませんから、不足している医療関係者をオリンピックのためにどのくらい送り出せるかという問題も出てきます。