昨日、ちょうどアスベスト被害に関する訴訟の記事を書きました。 除斥期間が争点になっていました。 制度趣旨としては、法律関係の早期安定ということが挙げられます。 前回の記事では、「権利の上に眠る者」は保護しないという建前が […]
「法律」の記事一覧(4 / 48ページ目)
被害者に寄り添う判決
石綿を使った工場で働いていた人の健康被害を巡り、損害賠償の請求権が除斥期間にかかっていないかどうかが争点となる訴訟の控訴審判決が、福岡高等裁判所でありました。 除斥期間とは、消滅時効と異なり、被害者の主観を問題とせずに、 […]
差し止めは認めりゃいい
鹿児島県のレコード会社ニューセンチュリーレコードが、2023年に亡くなった歌手八代亜紀さんのプライベートに撮影されたヌード写真付きのCDを発売すると発表し、波紋を呼んでいます。 死者の名誉を著しく傷つけることは明らかです […]
値踏みは社会価値の表れ
アメリカ(U.S.A)のカリフォルニア州で、スターバックスで提供したホットドリンクの蓋がきちんと固定されていなかったことで客が重度のやけどを負ったとして訴えていた裁判の評決がありました。 陪審では、スターバックス側に50 […]
見せにくいが、見なければ判断できない
日本の刑事裁判では、一定の重大犯罪については、裁判員制度が導入されています。 一般の人が裁判手続きに参加する制度です。 札幌市のすすきので起きた男性の殺害事件でも、裁判員制度が行われています。 被害男性の首を切断し、持ち […]
ストレス発散では困ります
2022年に、愛知県警岡崎署の留置場で、勾留中の男性が死亡するという事件がありました。 留置主任だった元警部は業務上過失致死罪で罰金80万円の略式命令で有罪になっています。 こちらは、刑事裁判ということになります。 今回 […]