G20サミットのために各国首脳が来日しています。

米中貿易戦争と言われているアメリカ(U.S.A)と中国の両国首脳も来日しています。

アメリカの貿易制裁により日本企業も打撃を受けていることを以前記事で書きました。

その際アメリカ企業からも不満が出始めていることも書いたのですがトランプ大統領も配慮しようとしているようです。

習近平国家主席と会談し中国への追加制裁を延期することを決めたようです。

それだけでなくファーウェイへの米国製品の輸出を認めたようです。

融和ムードなのかと思いきやファーウェイ製品の解禁ではなくあくまでアメリカ企業の製品をファーウェイに売って良いというだけです。

追加制作を発動せずに膠着状態というのが現実です。

スマートフォンについての情報ですがアメリカ企業のパーツはそれほど多くは使われていません。

ファーウェイの製品が売れなければそのパーツすら売れ行きは良くならないはずです。

肝心なのはグーグルによりアンドロイドOSの提供がストップすることです。

ここが解禁されなければファーウェイは独自OSの開発を進めると思います。

もともとアンドロイドはオープンソースのOSです。

類似の製品を開発しやすいのです。

中国が貿易制裁に対しレアメタルの輸出を制限すれば代替物の開発が進み自らの首を絞めかねないようにアンドロイドOSが提供されなくなれば新たなOSが出てきてしまうことになるかもしれません。

結局制裁のつもりがシェアを減らすということになりかねないのは民間企業ということになります。