新しい在留資格特定技能のうち1号で日本に在留する外国人の7月末までの人数がわかりました。

7月末までの特定技能1号で在留している外国人の数は44人です。

意外に少ない数にとどまっています。

申請をした外国人は600人超います。

認定を受けたのは96人です。

認定を受けてまだ在留資格の手続きをしていない人や特定技能1号での在留をしないことにした人もいるのかもしれません。

法務省は申請は増えているものの書類の不備が多く認定までに時間がかかっているとしています。

特定技能については登録支援機関が申請に関わることが多く外国人本人は手続きに関わることはあっても自分で申請することは少ないのではないかと思います。

となると外国人が用意した書類に不備があったか登録支援機関がまだ慣れていないということかもしれません。

ただ今のところ特定技能1号については海外から入国する外国人よりも現在在留している外国人が在留資格の変更で続きをすることが多いと思いますので今の職場で働きながら在留資格を変更するということもあるのだと思います。

典型ケースは技能実習からの在留資格の変更でしょう。

技能や日本語の試験に合格すれば申請が可能になる外国人も2000人程度いるようですのでこれから申請は本格化していくものと思います。

オリンピックによる外国人観光客の増加と重なってきますので入国管理庁も大変です。

7月から在留資格についてはオンライン申請が可能となっていますが新たなシステムによる混乱というものも生じると思いますのでこちらもそれなりの準備はしたいと思います。