高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い事故が相次いでいます。

踏み間違いは高齢者に限ったことではありませんが高齢者が起こす事故が多いです。

政府は2021年度から新型の乗用車で自動ブレーキの設置を義務付ける方針を固めました。

国土交通省の定める告示の内容を改正し基準を定める方針でいます。

自動車というと来年から5G回線の整備が進み自動運転が急速に進んでいくと思われます。

自動運転化されれば便利ですが確かに便利さよりもまずは安全性を高めることが先です。

自動運転には段階がありより高度な段階になれば人間はほとんどすることがなくなります。

ブレーキも自動運転化の中に含まれますがいずれ自動化されるのであれば早くから自動ブレーキの開発を進めた方が役に立ちます。

細かな運転性能の向上よりも大きな事故が起こらないように自動ブレーキの技術を高めてもらいたいものです。

今の所自動ブレーキの性能基準としては6月に国連で定められたものが新しい国際基準となります。

国際基準では3つの基準が定められていて

1 時速40キロで走行中に前に停車している車にぶつからずに止まる

2 時速60キロで走っていて前を時速20キロで走っている車にぶつからない

3 時速30キロで走行中に時速5キロ出前を横切る歩行者にぶつからないで止まる

という基準があります。

今まで国内基準はこれよりも緩かったのですが今回義務付けが決まった以上最低限この基準はクリアした技術の開発が求められます。

新たに設置される国内基準もこれ以上のものになれば世界で利用されても問題ないブレーキシステムができることになります。