12月は師も走ると書いて師走(しわす)です。

面白い調査結果がわかりました。

ドコモ・ヘルスケアが活動量計を使ってどの月が早足になるのかという調査をしたのです。

2016年からの3年間約1万人のデータを元に分析しました。

最も早く歩いていたのは2月でした。

その次は1月、3月と12月が同順位で3位という結果でした。

師走という名称もあながち違っていません。

順位の低い方はというと一番遅かったのが8月ついで7月となります。

どうも気温が関係しているようです。

ここからは私の推測になりますが寒とと外にいる時間を短くするためか早く温かいところに移動できるようにあるいは早く動くことで暖かくなるように早足になるのではないでしょうか。

反対に気温が暑いときは汗をかくのが嫌なので遅くなるというのは想像がつきます。

これまでも急いでいると自分でも本当に走っていると自覚するため師走という名称と実態にずれがあるという感じはありませんでしたが実際に早く歩く人が多いということがわかりました。

師走の語源については諸説ありますが僧侶がお経を上げるために走り回るからと言う説があります。

これについても寒くなり冬にお葬式が増えると捉えられていたからなのかもしれません。

この辺を実証するには今度は僧侶の活動量計のデータを取ってどの月が一番早く歩いているのか調べてみるとわかるかもしれません。

お葬式が増える時期というより死亡者数が増える時期については統計があり12月から2月に増えるということがわかっています。

原因としては寒さにより血圧が上がり心臓に負担がかかりやすいということや外に出ることが減り活動量が減るため睡眠障害などが起きやすくなるからだということが言われています。

早く歩いていることが直接の原因ではないようです。

体温調節が大切だということは言えそうです。