コロナによる営業自粛が続いて民間企業への打撃は計り知れません。

経済対策が望まれていますが行政はコロナ自体の対策を迫られていることもあり経済への対処は後手に回っているように見えます。

そんな中で身近で気になっていることがあります。

建設業界への仕事の発注が増えているように見えるのです。

私の身の回りだけで気のせいかもしれないのですが年末や年度末が近づくと予算消化のためとも思われる道路の掘り返しのアノ工事です。

皆さんの周りでも同じような工事が見られるでしょうか?

行政の経済対策にしては出だしが良すぎるようにも思えるので自粛前に受注したものを自粛解除後にすぐに実施しただけなのかもしれません。

ただ経済対策としてすぐに工事発注できたのなら今年ばかりはとにかく仕事を増やしてほしいと思ってしまいます。

金は天下の回りもの、そのうち他の業界での消費も増えていくからです。

非常事態であれば古い経済対策の手法でもないよりはマシです。

先が見えないコロナ感染拡大ですが何事にも予算がついて回ります。

コロナ自体の対策に予算が必要となると経済対策に避ける予算にも限りが出てきてしまうのでどう優先順位をつけるかが政治家の腕の見せ所となります。

秋解散の話題も出始めているためもし選挙があるのならどのような人を議員に選ぶのかは今まで以上に重要な時期になります。

産業構造の変化が急速に起き始める時期とコロナによる経済への打撃が重なってしまうことになりました。

コロナの問題とそれに付随する問題への対処が最優先で検討されなければなりません。

オリンピックの延期すら少し霞んで来たようにも見えます。