建設現場で働く人の高齢化が進んでいます。

若い人の現場離れが大きいという見方もできますし、そもそも若い人の人口が減っているからと見ることもできます。

打開策の一つが外国人労働者に現場に入ってもらうということです。

これまで現場作業での在留資格は認められてきませんでしたが特定技能という在留資格の新設によりその道が開かれました。

そうは言ってもそれなりに許可条件はあるので、すぐに現場で働く人が増えるというわけには行きません。

現場で働く人の高齢化が進む中、作業の安全を図ることも重要な課題になっています。

人が少ないから高齢化が進んでもなかなか引退できない。

それにも関わらず現場で怪我や自己でもあったら、なおさら人手不足になるわけです。

現場での安全はこれまで以上に重要な問題になっているのです。

現場で働く人の労働負荷をリアルタイムで計るという技術が開発されています。

立命館大学などの研究チームが心拍数や活動量を計るセンサーを現場の労働者につけることにより、リアルタイムで労働負荷を計るという技術を開発しました。

ただ、この辺は現在スマートウォッチでも同様の計測が可能となってきているので、現場作業に使える機能と合わせてスマートウォッチなどを着けて作業の進捗を確認し、管理者は現場の労働者の健康状態をチェックするという時代が来るかもしれません。

5G回線が普及すればこの辺の技術の進歩も急速に進むと思いますので、様々な現場で健康状態をチェックしたり、作業情報や進捗状況をチェックしながら仕事を進める姿が見られるようになるかもしれません。