昨日に続きGoToの話題です。

政府はGoToキャンペーンを拡大する方針のようです。

これまでGoToトラベル、GoToイート、GoToトラベルに東京都追加と進めてきましたが、GoToキャンペーンを拡大し、演劇、コンサート、スポーツ、博物館などのチケット代を補助するGoToイベント、商店街の集客イベントを300万円まで補助するGoTo商店街へ拡大します。

10月中旬頃には実施するつもりでいるようです。

GoToイベントでは1回2000円の補助なのであまり大きな額ではないようにも思えますが、国民全体となると相当な予算額になります。

本音を言えば10万円給付のようなまとまったお金のほうが効果がありそうですが、今国民全員にまとまったお金というのはは厳しいと思います。

コロナ感染の拡大を防ぎながら消費を換気する政策というのはとても難しいことです。

打撃の大きい旅行業界から始め感染拡大につながらないことを確認しながら他の業界にも拡大させていくというのは戦略としても中々だと思います。

金額も大きなものではありませんが、大きくないだけに実施しやすいと言えます。

業界ごとに状況に応じて拡大や中止をしていくことも可能になるため臨機応変に対応しやすくなります。

今回は難しい状況の中、官僚や分科会や政治家を含む関係者の人たちが現実的な政策を上手く立案できたのではないかと思います。

大きな予算が確保できないなら消費に向かうムード作りが大事です。

商店街がGoToに負けない集客イベントを企画できるかも楽しみです。

あとは感染拡大につながらないようにうまく制度を利用しましょう。