アメリカ大統領選挙の開票がなされる日です。

思ったよりもトランプ氏が健闘しています。

かなり拮抗しているようです。

バイデン氏が有利ですが決定的な差がつきません。

それでも順当に開票がなされればバイデン氏が勝利しそうです。

それにも関わらずトランプ氏が勝利宣言を行いました。

通常であれば負けを認め電話をかけた時点でバイデン氏が勝利宣言をするところです。

反対にトランプ氏が勝利宣言を出したということはこのまま負けを認める事はなさそうです。

認めるどころか郵便投票の無効を求めて訴訟を提起する構えを見せています。

11月3日消印の郵便投票は有効ですのでこれから届いて開票される票も相当数あるわけです。

僅差で負けそうなトランプ氏はこれを無効とし接戦だった州の票の数え直しを主張するものと思われます。

トランプ氏を支持していない人間にとっては正気の沙汰とは思えません。

反対にトランプ氏を支持する人間にとってはこの辺の図太さが自分たちの経済的な利益を守ってくれそうだと映るのでしょう。

いずれにしてもトランプ氏の支持者と不支持者の間の溝を深めてしまうという指摘がなされています。

溝と言うより対立が生じると言った方が良いのかもしれません。

通常選挙が終わればノーサイド的なムードが漂うのですが、今回は泥仕合の様相を呈しています。

トランプ氏の行動は選挙戦だけでなく実際の戦争でも同様の行動を取る可能性があることを意味します。

敗戦状態になってもズルズル戦闘を続けてしまう可能性があるということです。

負ける可能生が少ない国だから尚更負けを認められないということでしょうか。

いずれにしても大国のリーダーになる資格はないと言えそうです。