昨日に続きはやぶさ2の話題です。

このところコロナの話題での記事が多かったので、たまには宇宙に目を向けても良いのではないかと思いました。

昨日地球に向けて投下すると書いたカプセルはオーストラリア南部にある砂漠に落下する予定でしたが、JAXAがほぼ予定どおりの場所で無事発見したという発表を行いました。

カプセルは落下時に流れ星のように発光し、きれいな軌跡を残しました。

宇宙飛行士の野口聡一さんも国際宇宙ステーションからカプセルの落下を確認できたそうです。

私も生では見られませんでしたが落下映像を見ました。

人工物であるせいか銀河鉄道が走っているかのようにきれいな軌道で落下していきました。

カプセルの保存状態はとても良いそうなので採集した鉱物などの分析へと関心が移っていきます。

肝心のはやぶさ2ですが地球へは戻らず次のミッションのため別の惑星へと旅立つことになります。

2001 CC21という小惑星を写真撮影した後、直径30メートルほどの1998 KY26という小惑星を観測予定です。

地球から3億キロメートル離れているので目的地に到着するのは2031年の予定です。

到達後は役目を終え地球へは戻ってこないそうです。

リュウグウでの試料の採集がメインミッションですので、これ以降はプラスアルファということになります。

カプセルはこれから日本に戻ってきますが、採集した試料の分析に期待がかかります。

NASA等日本以外の機関へも試料の一部が提供される予定です。

どこがどのような発見をするかにも興味が惹かれます。