新型コロナウィルスの変異株、オミクロン株が世界で流行し始めています。
30数カ所の変異箇所があるようで、ワクチン接種を3回行った人でも感染した人がいるという情報もあり、感染力の高さから警戒されています。
水際対策の重要性が強調され、南アフリカを含む9カ国からの入国者については10日間の待機期間が設けられていました。
オランダでの感染者の報道もあってか、政府は30日午前0時から全世界からの外国人の新規入国を原則として停止することは発表しました。
これに加え先に記述した9カ国にを含む、変異株の感染者が確認された14カ国からの入国者については指定施設での隔離措置が実施されます。
これに応じて1日の入国者数は、5000人だったものが、日本人を含め3500人になります。
検査や待機期間が設けられる都合上、日本人の1日の入国者数も引き下げられるのです。
日本でもナミビアからの帰国男性の陽性が確認されていて、現在オミクロン株かどうかゲノム解析が進められています。
数日中に結果が判明します。
状況がまだわからない中での今回の緊急避難的な決断について、岸田総理は批判覚悟での決断であるという趣旨のコメントをしています。
対策について東京都知事とも協議を行い、変異株へ迅速な対応を見せています。
1日の感染者数が抑え込めているだけに、変異株の流行は避けたいところです。
ワクチンの3回接種で防げるかどうかも不明なため、行動制限を伴っても変異株の流行は防がなくてはなりません。
外国人の新規入国が再度停止へ
「殺人容疑で捜査へ」