お正月を迎えています。
正月早々、あまり良い話題ではないのですが、毎年お餅を喉につまらせる人が出ます。
このような事故は1月1日が最も多く、2日、3日の順で続くのだそうです。
正月は餅を食べるものという習慣の根強さが統計にも現れているのです。
餅を喉につまらせれば、最悪死に至ってしまいます。
餅は最も危険な食べ物と言われています。
実際はこんにゃくゼリーなどでも犠牲者は出ているのですが、食べる層が限られていたり、形状が工夫されたりで話題に上がることは餅ほどではありません。
お餅を安全に食べる方法や喉につまらせたときの対処法というのが今日の話題です。
まず安全に食べる方法ですが
・1センチよりも小さく切る
・食べる前に水分を取る
・ゆっくりとよく噛む
などの対策があります。
もともと餅を突く時に、手に水を付けてひっくり返すので、乾燥しているより水分があった方がくっつきにくいわけです。
次に餅を喉につまらせたときの対処法ですが
本人が咳き込んでいる時は、咳き込ませた方が良いそうです。
かろうじて息はできているからです。
やりそうでやってはまずいのは胸や背中をそのまま叩くことだそうです。
くっついている餅がそのまま気管を塞いでしまう可能性があるからです。
餅が外れたら気道を塞がないような姿勢にすることが大切です。
正しくは、餅が取れた時、気管に詰まらないような姿勢でお腹を押すか背中を叩くのが良いそうです。
ハイムリック法や背部叩打法は一度調べて見ておいた方が良いと思います。
それと、食べる時も、つまらせた餅を取り除く時も、一人にならないということが重要です。
声は出せないので、倒れても誰も気づかないということになりかねないからです。
タイムリミットは数分だそうです。
それ以上時間がかかると餅が取れたとしても、脳に酸素が行かずに機能回復しない可能性が高くなってしまうのです。
年をとって、歯が悪くなったり飲み込む力が落ちている場合は、お餅は食べないという選択も重要になります。
お正月に高まる危険
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