プロ野球球団ヤクルトの村上宗隆選手が1シーズン55号本塁打を放ち、王貞治さんの持つ日本人記録に並びました。

残り試合もありますので、まだ記録を伸ばすことが期待できます。

日本での最多本塁打の記録は2013年に1シーズン60本を打った、同じく元ヤクルトのバレンティン選手の記録です。

こちらを抜くことも全く不可能な数字ではありません。

残り試合は10試合以上ありますが、ハイペースで打たなければ抜けないため微妙なところです。

村上選手のすごいところは、ホームランの数が多いことだけではありません。

村上選手の場合はホームランの打球の方向を見てみると、レフト、センター、ライト方向と、まんべんなく打っているのです。

これは狙い球を定めていて、甘い球が来たからホームランになったということではなく、来た球に反応してホームランにしていることを意味します。

プロ入りしてから5年目ですが、高い技術が伺えます。

プロ入り時のドラフトでは、日本ハムの清宮選手に指名が集中しました。

ヤクルトも清宮選手を指名しましたが、外れたため村上選手を引き当てることになりました。

5年で大化けしたことになリます。

ホームランの飛距離もすごいので、歴代のホームランバッターと比べてもパワーもあると言えそうです。

打ち損ねることが少ないですが、打ち損ねてもホームランになってしまう可能性があります。

相手ピッチャーにすれば、これは相当キツイと思います。