東北福祉大やNTT東日本が、高齢者の心身の機能の衰えに対するeスポーツの影響を検証する実験を行いました。
60歳以上の男女21人を対象に格闘ゲームやレーシングゲームをして貰う方法で行われました。
平均年齢は77歳でしたが、21人中17人で、注意をはらいながら複数のことを同時に行う注意分割機能の向上が認められました。
身体機能の変化はなかったようです。
結局いろいろな機能を使うというのが良いのだと思います。
本物の車だと事故などにつながるおそれがあるので、早めに免許は返納してしまった方が良いのかもしれません。
免許を返納して、その後一切運転のための機能を使わないというのではなく、ゲームで感覚を鍛えるというのが良いと思います。
私自身の経験からいうと、ゲームなら何でも良いというわけではない気がします。
単調な、同じような操作を繰り返すゲームの場合、かえって認知機能が鈍くなるように思います。
どのようなゲームであれば、認知機能が活性化するのか、その辺の実験も必要になってくると思います。
スポーツジム等は、若い人でないと体力的にもきついと思いますが、eスポーツのジムなら年をとってもできそうな気がします。
定年後、麻雀などをして頭を鍛えている人もいるようですが、eスポーツという選択肢も増えたと言えるのではないでしょうか。
シニアの大会などが開かれれば、年をとってもお金を稼ぐということも可能になってくるかもしれません。