新型コロナウィルスに感染する人は相変わらず少なくありませんが、様々な制限は緩和されてきています。

入国制限も緩和され、外国人観光客も増えてきました。

東京オリンピックの時に話題になった日本のおもてなしですが、今ひとつ外国人からおもてなしの国と言われることは少ないように思います。

自衛隊を軍隊ではないというのと同じように、理解しがたい部分があるのだと思います。

キリスト教徒の多い欧米諸国の人からすれば、契約に基づかないおもてなしというものが得体の知れないもののように感じるのだと思います。

反対に日本人はチップ払わなければいけないなら、いくらか決めておいてくれと思います。

同様にあまり理解されないものに、友好的なつもりの日本人の笑顔があります。

海外でも笑顔である方が好印象という事に変わりありませんが、これも時と場合によります。

この場面で何故笑うという時に笑っていると、得体の知れない薄ら笑いと取られてしまうのです。

これからマスク着用の制限も緩和されていくことになりそうです。

そうなると、これまで以上に表情がわかるようになってきます。

表情がわかるようになって、かえって誤解が生じる可能性が出てくるということでもあります。

インターネットが普及し、お互いに異文化理解もかなり進んできてはいますが、その国で生活してみないとわからない感覚というものがまだまだ残っています。

ただ、よくわからない部分はあっても日本人は親切だという印象は持ってもらっているようです。