7月13日、東京都の大田区で、高度な専門技術を持つ町工場の展示会が行われました。

タイトルは「見えない展」です。

タイトルどおり、肉眼では見えないほどの微細な技術を集めたものです。

例えば、シャープペンの芯に、約500箇所穴を開ける技術などが紹介されています。

3時間の限定開催だったのが残念です。

もっと大きな展示会にしても良いのではないかと思います。

こうした技術は、製造メーカーだけでなく、特殊な材質であれば、加工技術と相まって、これまで無かったものができる可能性もあるので、マテリアルメーカーの人などにもたくさん見てもらいたいからです。

元々、大田区には日本の技術を支える町工場がたくさんありましたが、円高の際、生産場所を海外移転し、多くの町工場が消えてしまいました。

工場が無くなっただけなら、また別の場所にできる可能性もありますが、この特技術流出や、金型の流出が起こってしまい、引退した職人さんも多くいます。

現在、円安になり、以前ほど海外で生産する馬にはなくなっていますが、日本へ生産を回帰できるほど、生産を支える町工場が減ってしまっているのが現状です。

その中でも生き残った、町工場で高い技術が維持されていることも事実です。

残念ながら、立て続けに、日本はロケットの打ち上げに失敗していますが、下町ロケットの例を持ち出すまでもなく、このような町工場の技術は、国の製造技術の高さを支えるものであるということを、改めて再認識する必要がありそうです。