岸田総理の演説中に、男が爆発物を投げ込み演説会場が騒然となりました。

安倍元首相の事件があっただけに、被害が心配されましたが、小さな怪我はともかく、大きなけが人は出なかったようです。

事件当時の映像が流れていたのを見ましたが、真っ先に容疑者を取り押さえたのは地元の漁師さんでした。

複数人で取り押さえていたように見えました。

SPなどもいましたが、岸田総理を護衛することが優先され、誰が実行者かの特定に少し時間がかかっていたようでした。

漁師さんが容疑者を取り押さえたことは、単なる偶然ではないような気がします。

漁師さんは普段から天候を気にしたり、潮目を気にしたり、居場所や動きが変則的な魚を追っていますので、変則的な状況の中でターゲットになる魚を追っています。

そのため、不審な動きの人間やそのような人間がどこにいるのかを特定するのが早かったのではないかと思います。

日本は徴兵制がありませんので、このような危機について一般人では対応できないことも多いのですが、漁師さんの場合、海に落ちれば命を落とす可能性もある環境で仕事をしているため、危険の察知能力も高かったのではないかと思います。

それにしても、魚を捕まえるのと容疑者を捕まえるのでは勝手が違うため、勇敢であったことも事実です。

岸田総理も、容疑者を取り押さえてくれた漁師さんにお礼の電話を入れたようです。

選挙の時期ですので、別の会場や候補者のところで、模倣犯が現れないことを祈りたいと思います。