予備校のあり方にも変化が出てきています。
かつては地方から大学受験のために都市部の予備校に通う学生さんがいました。
そのため予備校の寮というものがあったのです。
ところが現在寮どころか、校舎自体も減ってきています。
校舎にに通う必要性が減ってきているのです。
サテライト授業などもあり、地方にいるままで授業が受けられるのです。
新型コロナウィルスの流行下ではメリットもありました。
最近、サテライト授業ではなく、インターネットの動画を通じて授業を提供するサービスも出てきています。
地方にいるどころか、家にいるままで授業が受けられるのです。
先生も、その科目で授業に定評のある講師が担当するので、ほぼ最高水準の授業が受けられるということになります。
そのうち、何を、どのような順番で、どう教えるのが良いのかAIが判断し、教えてもらえるという時代も来るかもしれません。
既に部分的には導入されていますが、一番の人気講師がAI ということに、簡単にはならないでほしいという気もします。
ただ、教わる側からすれば、わかりやすければ良いということも言えるので、わかりやすい授業を受けられる選択肢が増えたというのは、とても良いことだと思います。
特に地方にいるやる気のある学生さんが、1人暮らしの費用をかけずに勉強できる環境が整ってきているということはメリットが大きいと思います。
リモートワークなどが広がり、親が地方在住というケースも出てきていると思うので、子供も地方で都市部に劣らない教育を受けられるというのは地方に住む人にとって明るい材料だと思います。